ビトグラウト-R工法 KK-010015-A 実績表
橋梁・屋上・地下駐車場等に

特 長

既存構造物における防水層再生工法。既存の防水層に水性エマルション樹脂を注入して躯体コンクリートや押さえモルタルと一体化させる。躯体コンクリートのひび割れ部の補修にも対応できる。

従来工法との比較 <ウレタン樹脂・シート防水・FRPなどの問題点>

  • 屋上の設置設備の移転等、修繕工事を施する上での障害が多く、不完全防水の懸念が残る
  • 既存防水層を新規のものと交換する場合、施工中(既存防水層撤去時)に建物が防水機能喪失

以上のことから、現状では約50%近い建物での防水リニューアルが計画できない。

ビトグラウト-R工法の優位点

  • 旧防水層の防水機能再生
  • 工期の短縮によりコスト削減が可能
  • コンクリート劣化部も同時修復できる
  • 既存防水層に水分が残存していても施工が可能
  • 騒音や振動がほとんどなく、コンクリート廃材の発生もない
  • 上向き施工も可能なため、施工場所を選ばない
  • 漏水原因箇所が特定困難な場合においても、注入液(水性マイクロエマルジョン樹脂)が原因個所まで浸透し止水できる

ビトグラウト-R工法 注入型防水補修剤(防水層再生・補修工法)

  • 今まで、困難であった部分防水層補修
  • 屋上設備・使用状況等で防水改修が困難な防水保全・改修
  • 漏水原因の確定が困難な漏水補修(防水修繕)

平均注入概念図